iPhone15をdocomoのいつでもカエドキプログラム+を使った場合と一括で購入した場合の比較シミュレーション

2017年に発売されたiPhone8、iPhone8plus、iPhoneXが、2023年9月に発売されたiPhone15から搭載されるiOS17をサポートしなくなった。これにより6年前の端末(iPhone8、iPhone8plus、iPhoneX)から、最新のiPhone15に買い替えている人が増えている。

今後も、AppleからはOSは6年アップデートがサポートされる前提で、長くてもOSサポート終了まで使う場合、どのような機種変更がお得なのかを把握するため、docomoの「いつでもカエドキプログラム+」を使った場合と、SIMフリーの端末を一括で購入した場合を比較する。

※端末購入についてのみ把握したいので、条件を合わせるため料金プランは考慮しない。
※途中で紛失や動作不可レベルの故障してしまった場合も考慮しない。

1. docomoのいつでもカエドキプログラム+を利用した場合

  • いつでもかえどきプログラムを使って2年で返却を3回実施する。
  • 価格149,490円のところ、3,285円×23回 = 75,570円の負担で、23か月目に本機種をご返却する場合、残価の73,920円のお支払いが不要(2023年10月29日現在)
  • 今後6年も新機種で同じプログラムが継続されると仮定する。

iPhone 15(docomoオンラインショップページ)
https://onlineshop.smt.docomo.ne.jp/products/detail.html?mobile-code=004HI

6年経過時の総額費用

3,285円 * 12ヶ月 * 6年 = 236,520円

2. SIMフリー端末を一括で購入した場合

  • 同じ端末を6年利用する。
  • バッテリー交換を1度実施する(14,900円と仮定)
  • 楽天市場で140,800円。(2023年10月29日現在)
  • ポイントは楽天SPUで5%付与されると仮定する。

iPhone 15 simフリー 端末本体のみ (楽天モバイル回線なし) 新品
https://item.rakuten.co.jp/rakutenmobile-store/iphone-15/

6年経過時の総額費用

140,800円 + 14,900円(バッテリー交換費用)- 7040円(ポイント還元)= 148,660円

6年経過時の総額費用比較

いつでもカエドキプログラム+を利用した場合:236,520円

SIMフリー端末を一括で購入した場合:148,660円

236,520円 – 148,660円 = 87,860

いつでもカエドキプログラム+を利用した場合の方が、87,860円高い結果となった。

メリットとデメリット

いつでもカエドキプログラム+のメリット

  • 分割購入なので、初期費用が安い
  • 2年ごとに最新の機種を使うことができる。

いつでもカエドキプログラム+のデメリット

  • 返却時に不備がある場合、修理費用がかかる場合がある
  • 端末料金が割高な場合が多い。(docomoオンラインショップで149,490円に対し、楽天市場の楽天モバイル 公式ショップで140,800円で、8,690円の差が見られた。)
  • ヨドバシカメラなどの量販店や楽天市場などのモールでのポイントが貯まらない。
  • 毎月のランニングコストが高い。(プラン料金に加え、3,285円上乗せされる。)

SIMフリー端末一括購入のメリット

  • 端末料金が割安な場合が多い。(docomoオンラインショップで149,490円に対し、楽天市場の楽天モバイル 公式ショップで140,800円で、8,690円の差が見られた。)
  • ヨドバシカメラなどの量販店や楽天市場などのモールでのポイントが貯まる。
  • 毎月のランニングコストが低い。(プラン料金のみ)

SIMフリー端末一括購入のデメリット

  • 端末代金を最初に支払うので、初期費用が高い。
  • 型が古い端末を使い続けなければならない。
  • バッテリーの交換が必要になる可能性が高い。

趣向別おすすめな買い方

いつでもカエドキプログラム+がおすすめ

  • 最新の機種を使い続けたい方で、端末を綺麗にキープできる自信のある方。
  • 初期費用が高いのは嫌で、ランニングコストが高いのを許容できる。

SIMフリー端末一括購入がおすすめ

  • 最新の機種じゃなくでも良い。
  • ヨドバシカメラなどの量販店や楽天市場などのモールでのポイントを貯めている。

補足・所見

  • いつでもカエドキプログラム+は4年で完済となるため、6年と言わず4年以上は使う見込みのある方は、最初から端末料金が安く、モールなどでのポイントも貯まるSIMフリーの端末を購入するのが良いと感じた。
  • いつでもカエドキプログラム+で返却時に修理代のかかるような不備があったり、あるいはそのような事態に対応するためsmartあんしん補償(月額880円)に加入するようなことがことがあれば、またコストが嵩んでしまうのがネックと言える。
  • いつでもカエドキプログラム+は端末購入に関わる分割購入プログラムなので、キャリア自体は他社に変更可能なので、そこに関しては大きなデメリットはないと言える。
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